防潮堤防の緑化

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    東日本大震災は、津波による被害が甚大でした。
    東北地方では、少しでも津波被害を軽減するために各所で防潮堤が作られています。
    堤体の材料は強度を得るために、セメント系の固化材による改良土を用いることが多いと思いますが、この堤体はどちらかというと「モルタル状」で強固です。
    ここを緑化(厚層基材+種子)するのですが、堤体からのアルカリ成分の浸出の影響を想定した配合の厚層基材を用いて緑化していただきました。

    考え方としては、日最大蒸発散量を想定し堤体内部のどの深までのアルカリが浸出し影響するかを検討し、それを想定した試験を実施しました。

    試験結果を参考に、試験施工を実施しています。期間が短いため、アルカリの浸出影響は現状ではほとんどないと思いますが順調に生育しています。
    想定では4週間の日照りが続き、一定の深さからアルカリが進出してきても、植生基盤内部はpH5.5〜7.5以下の範囲を維持するようにドクターペーハーを基盤材に配合し吹き付けていただいています。

    試験施工個所(一か月後)




    ドクターペーハーの配合



    施工状況


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