ドクターペーハー液剤の空容器について

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    ドクターペーハー液剤は、段ボール箱に入ったクラッシャブルポリ容器で納品されます。


    空のポリ容器は簡単に潰せますのでごみの減容化になります。潰す際、原液が飛び散ることがありますので、保護メガネ着用でお願いします。作業箇所がアスファルト面やコンクリート面の場合、養生シートの上で作業をお願いいたします。


    ポリ容器はフレコン袋などへまとめ、廃プラとして処分してください。

    関東1級河川堤防での中和剤散布

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      前回実施した室内中和試験および現場での散布試験を通じ、アルカリ法面へ野芝を張るためにドクターペーハー液剤を10倍に希釈し、2リットル/峪局曚鬘臆鷦損椶靴討い燭世ことになりました。

      右が種子散布車で左が水タンク車です。希釈液を散布中にタンク車が水を汲んで待機することで、散布作業が中断せずにすみます。



      ドクターペーハー液剤が新設のアスファルト面に触れると、表面が粉をふいたように白く変色します。特に原液を取り扱う散布車には養生シートを敷いておくとよいでしょう。もしこぼしてしまったらすぐに真水で流せるよう、ポリタンクに水を用意しておきます。
      また、散布液にファイバーを混ぜると液漏れが止まると聞きました。流れやすい法面にはファイバーは有効ですし、液漏れも防げるので、今後の仕様に検討してまいりたいと思います。


      水道水の入ったポリタンクを用意していただきました。


      ドクターペーハー液剤です。ポリ容器を段ボール箱に入れ出荷されます。20リットル入りで比重が重いので25kg程度になります。

       
      ドクターペーハー液剤は強酸性ですから、目に入った場合、洗浄できるように水道水を用意しておきます。もちろん保護メガネ着用で作業をお願いします。先日、別の現場の強風下、5倍希釈液を結構浴びてしまいましたが目の違和感はありませんでしたが、十分注意してください。また皮膚についたままにすると、ピリピリ感があります。付着した場合、できれば固形石鹸(アルカリ)でよく洗い流してください。


      散布量は、1バッチのタンクで散布できる面積をロープで区切り管理なさっていました。


      ドクターペーハー原液を散布車に投入しています。保護メガネ、ゴム手袋着用でお願いいたします。


      散布開始です。聞きましたところ、種子散布もだいたい2リットル/崛宛紊任△襪海箸ら、職人さんにとってドクターペーハー液剤の散布は大きな違和感はないそうです。


      1タンク分の面積をほぼ散布した状態。2リットル/峪局曚気譴討い泙后


      散布してはいけない場所はベニヤ板などで養生しながら散布していただいています。


      さらに4〜5日間後に、2回目の散布を実施します。1〜2日おいていよいよ野芝貼り付け工事になります。
      所定のpH値まで中和できたのか、張芝時に確認してきます。

       

      うれしい出来事

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        大阪の宅地造成現場でドクターペーハー液剤をご利用いただきました。
        現場の土壌をお送りいただき中和剤の希釈倍率を決める中和試験を実施、改良案を提案させていただきました。
        pH11以上の土壌でしたので1回の散布では中和処理できず、複数回散布となります。
        詳細の打ち合わせなどは遠方でもあることから、すべてメールでのやり取りとなってしまいました。
        先日ドクターペーハー液剤を納品させていただきましたが、本日ご担当の方からうれしいメールを頂戴しました。

        散布後、pH7.5まで中和できたこと、植生マット工も無事完了したとのことで感謝のお言葉を頂戴しました。
        写真も添付され、とても丁寧なお仕事ぶりがうかがえます。
        当社は基本的に物販会社ですので品質を確保し納期に間に合わせることは当たり前ですから、このように感謝の言葉をいただくことは事はめったにありません。そんなわけで、とてもうれしい一日でした。

        また添付された写真の掲載許可をいただきましたので、記事としてアップさせていただきました。

        pH11の法面へドクターペーハー液剤を複数回散布していただきました。


        植生マット施工後の状況です。


        あとは順調に緑化が完成することを祈るばかりです。
        本当にありがとうございました。幸せな気持ちにさせていただきましたこと、こちらこそ感謝いたします。
         

        圏央道JCT法面緑化 <中和剤散布施工と緑化工事>

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          2月16日投稿分の現場へ、試験結果と改良案を提案させていただき、その内容で実施させていただくことになりました。

          2リットル/屬了局枸未い辰討癲∋邯骸爾醗磴辰胴大な現場へ散布するとなると、職人さんの技量に頼ることになります。
          今回散布いただきました職人さんは非常にベテランの方で、所定の面積に到達後、液剤の入ったタンクが空になりました。お見事でした。




          散布後、pH値が安定するまで5〜7日程度かかりますが、中和反応の大半は24時間程度で終息します。ですから散布翌日まで法面表層を流下するような強い雨が降らなければ問題ありません。また散布後1〜2日以上経ていれば緑化することも可能です。

          わら芝張り緑化工事は、あいにくの雪模様の中で続けられています。


          散布した箇所のpH測定です。散布後1週間経過していますので、すでに安定した状態のpH値を示しています。


          土壌硬度が35mmを超えているところが多く今後の根張りが心配ですが、薬剤散布箇所は発泡しやや荒れた表面になるため、初期の活着には有利となります。また中性化された表層部分では、セメントの強度が徐々に劣化することをになるので、根が伸長しやすくなるのではないかと期待しています。
          なんとかきれいな緑化が完成することを祈る次第です。今後の生育具合を見守っていきます。



           

          圏央道JCT法面緑化 <事前調査>

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            高速道路の盛土部では所定の強度を得るために、石灰やセメント系固化剤で改良された土壌が多く用いられます。
            結果として強アルカリ土壌になってしまい、緑化するためには工夫が必要になります。ここでは「わら芝」による緑化が計画されていましたので、アルカリ対策としてドクターペーハー液剤を散布することを提案させていただきました。
            さっそく散布量が確保できるかを現場で試験させていただきました。

            写真一枚目はセメント系固化剤で改良された盛土で、仕上げ面は平滑でした。このような箇所は水が浸透しにくいのですが、2リットル/崢度であれば浸透するものと判断しました。(左から1リットル、2リットル、3リットル/屐


            こちらは石灰処理された箇所で、左の1リットル/屬鬚澆襪箸泙誠紊録仔する余力があります。中央は2リットル/峪局曚如液ダレもなく十分浸透しています。右の3リットル/峩茲任麓禊海留侫瀬譴みられます。従って、この個所でも適正散布量は2リットル/屬犯獣任靴泙靴拭


            持ち帰った土壌試料の中和試験状況です。ここでは2リットル/崛蠹量が浸透する範囲の土壌に、何倍の希釈液を配合すれば中和できるのかを把握します。


            試験結果は、セメント系固化剤盛土部分で6倍希釈液を2リットル/屐∪亞ソ萢土部分で10倍希釈液を2リットル/峪局曚垢襪發里箸覆蠅泙靴拭これで浸透範囲はpH8.0以下になります。
             

            関東1級河川堤防のアルカリ中和処理

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              東京の下町は0m地帯といわれる地域があり、河川氾濫を未然に防ぐために堤防の強化が実施されています。さまざまな調査で危険性ありと判断された箇所は嵩上げされたり地盤を強化するなどの対策が取られています。仕上げはコンクリート製品を敷設する部分と野芝で緑化する部分に分かれます。堤防の改修には「改良土」とよばれる土壌が用いられることが多く、強度は十分ですがセメントなどの固化剤の影響でアルカリ土壌の場合が多くなります。

              このような場所への緑化対策として、ドクターペーハー液剤を散布することをお勧めしています。使い方は散布量と希釈倍率を決め、あとは種子散布車や動力噴霧器などを用いて散布します。

              散布量の判断は現場で実際に水を撒くことからはじまります。適用条件としては2リットル/岼幣綽仔することが望まれます。幸いこの場所は勾配が緩く、試験散布により2リットル/屬了局枸未坊萃蠅靴泙靴拭


              次は希釈倍率の決定です。
              現場で採取した土壌を持ち帰り、散布量に対する浸透深さ分の土壌に希釈倍率を変えたドクターペーハー液剤を配合しpHが安定するまで測定します。



              3地点の中和試験結果ですが、アルカリ性が強く1回の散布では目標とするpH8以下まで中和できませんでした。2回散布した場合で、10倍希釈液でpH8以下まで中和できる結果となりました。
              念のため10倍希釈液を2リットル/屬1回散布、2回散布、および5倍希釈液1回散布の試験区を作っていただき、現場で散布試験を実施しました。


              結果としてpH8以下となったのは10倍希釈液2リットル/峩茲箸いΨ覯未箸覆蠅泙靴拭
              2月中旬に散布施工、その後野芝張りとなります。その後の生育状態など追跡しブログでご紹介させていただきます。




               

              リサイクル素材の軽量人工土壌で大規模な屋上公園

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                昨年9月から今年1月まで、当社のリサイクル軽量人工土壌「Boston Farm供廚4000m3近く納品させていただいた現場です。
                水処理施設の天蓋というか屋上部分に公園を作るために、軽量である当社の人工土壌をご利用いただきました。


                とても広い空間で、ここが屋上であることを忘れてしまいます。荷重制限があるので大型機械は載せられないなど、工事には大変なご苦労があったと思います。
                また今回の納品数量は当社としても経験がない数量でしたので、材料(リサイクル素材)などの調達、製造体制などひやひやものでした。それでも皆様のご協力のもと、なんとかほぼ納期どおりに(^_^;)納品できたことに感謝いたします。

                リサイクル製品の難しさはリサイクル技術も大切ですが、素材はごみとして出るものですから増産・減産が難しいことにあります。製品化にあたっては、リサイクル素材の発生量に見合った用途を検討しなければなりません。

                この春、素晴らしい公園が出来上がることを楽しみにしております。
                 

                防潮堤防の緑化

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                  東日本大震災は、津波による被害が甚大でした。
                  東北地方では、少しでも津波被害を軽減するために各所で防潮堤が作られています。
                  堤体の材料は強度を得るために、セメント系の固化材による改良土を用いることが多いと思いますが、この堤体はどちらかというと「モルタル状」で強固です。
                  ここを緑化(厚層基材+種子)するのですが、堤体からのアルカリ成分の浸出の影響を想定した配合の厚層基材を用いて緑化していただきました。

                  考え方としては、日最大蒸発散量を想定し堤体内部のどの深までのアルカリが浸出し影響するかを検討し、それを想定した試験を実施しました。

                  試験結果を参考に、試験施工を実施しています。期間が短いため、アルカリの浸出影響は現状ではほとんどないと思いますが順調に生育しています。
                  想定では4週間の日照りが続き、一定の深さからアルカリが進出してきても、植生基盤内部はpH5.5〜7.5以下の範囲を維持するようにドクターペーハーを基盤材に配合し吹き付けていただいています。

                  試験施工個所(一か月後)




                  ドクターペーハーの配合



                  施工状況


                  東北の法面緑化 その後 「2回目訪問」

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                     東北地方の河川堤防でドクターペーハー液剤をご利用いただいております。
                    今回はその後の状況について報告いたします。

                    概要は、昨年から本年度末においてpH9〜10程度の河川堤防への野芝張りつけです。ドクターペーハー液剤が浸透した範囲(数センチ)をpH8以下にすることを目的として散布しています。
                    2012年8月に散布し張り芝を行った堤防。十分活着しています。
                    (4月10日投稿の写真と比較してください)




                    ここはは本年度末に散布し、張り芝した個所です。今年の東北は「空梅雨」で降雨量が極端に少ないため、想定より生育は遅い状況です。(6月11日撮影)




                    その分、根張りは良いのでは。(水分を求めて鉛直方向へ根を伸長させる)



                    ちなみにpH7.76です。(改良目標pH8以下です)


                    概ね順調な状態で安心しました。
                    このように表層のみの中和処理でも初期活着が良好であれば、高アルカリ⇒根の呼吸に伴う二酸化炭素による炭酸化+根酸⇒徐々に中性化⇒根の伸長⇒より深くまで炭酸化+根酸、といったpH変化の好循環が生じます。
                    中和処理しない場合は初期活着が不良となる場合があり、このような場合は上記のような中性化に向かう好循環が生じ難くなります。

                    アルカリ性発生土の調査

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                      発生土を土木的に有効利用するために水分調整や強度を得ることを目的として石灰やセメントで土壌を処理することがあります。土壌のアルカリ化の原因の多くは石灰やセメント由来の水酸化カルシウムで、これはpH12.5を示す強アルカリ物質です。

                      6月のことですが、将来植栽に用いる発生土のpHを調査しました。


                      この発生土は表層pH8.5、10cm内部がpH9.3程度でした。
                      深さによるpH分布をみると、おそらく元々pH10〜11程度を呈していたものが大気や雨水に含まれる二酸化炭素と水酸化カルシウムが反応した結果、炭酸カルシウムへと変化しpH値が低減したものだと思われます。表層ほど炭酸化の影響を受けpH値は低減します。





                      このように石灰やセメント処理されたアルカリ土壌は数年単位で徐々にpH値が低減してきますので、石灰やセメントによる処理後、数年経ていると経済的な中和処理が可能になります。
                      また、期間を短縮したいのであればバックホウでたまに撹拌するだけで二酸化炭素が供給されますからpH値の低減は促進されます。
                      pH12の土壌が、撹拌作業(曝気養生)で数カ月程度でpH9.5〜10.5になることもあります。


                      植物への影響ですが、pH8.0を超える土壌の場合、リン酸や鉄などの栄養素が水に溶けにくくなり植物が利用しにくくなります。
                      写真はマテバの幼木ですが、葉緑素が少なく良い栄養状態にあるとは言えません。弱アルカリ土壌の影響を受けているものと思われます。



                      持ち帰った土壌試料を用いた中和試験を実施し、どのような方法でpH値を矯正するべきか提案させていただきました。


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